【5月20日 AFP】英国を拠点とする非政府組織(NGO)のシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は19日、2011年3月に始まったシリア内戦による死者が16万2000人を超えたと発表した。

 シリア国内のネットワークから情報を得ている同組織の最新の集計結果によると、これまでに判明した死者数は16万2402人。うち民間人は子ども8607人を含む5万3978人。反体制派戦闘員の死者は4万2701人。

 一方の政府軍側の死者は6万1170人で、内訳は正規軍兵士が3万7685人、政府軍側の民兵が2万3485人という。(c)AFP