【5月19日 AFP】南米コロンビア北部フンダシオン(Fundacion)近郊で18日、1~8歳の子どもたちを乗せて教会から帰る途中のバスが爆発・炎上し、子ども31人が焼死した。地元の赤十字(Red Cross)によると、大人1人を含む25人が重度のやけどなどを負い、多くが重体だという。

 マグダレナ(Magdalena)州警察がAFPの取材に明かしたところによると、バスは現地時間18日正午ごろに爆発した。出火原因について警察は当初、機械的な異常とみていたが、生存者の証言によれば事故当時、バスの運転手が車内に積んでいたガソリン用容器を触っていたという。

 フンダシオン市長によると運転手が逃走したため、市内にある運転手の家には怒った住民が殺到し、石を投げて窓を割るなどの騒ぎが起きているという。(c)AFP