カリフォルニア南部の山火事、1万3000世帯に避難命令
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【5月16日 AFP】米カリフォルニア(California)州南部で発生した山火事は、15日も記録的な猛暑と強風にあおられ燃え広がり、さらに多くの住宅などに危険が迫っている。
3日前に発生した山火事では、これまでに数千世帯が避難を余儀なくされ、サンディエゴ(San Diego)郡では少なくとも家屋20軒が焼失した。15日の消火活動はサンディエゴの北55キロのサンマルコス(San Marcos)の山腹部で集中的に行われている。
地元の消防当局によると、サンマルコスの1万3000世帯に避難命令が出された他、数百人が避難所で自宅の行く末を案じている。
近郊のカールスバッド(Carlsbad)では14日と15日、18世帯が入るマンションと少なくとも住宅3軒が焼失し、遊園地「レゴランド・カリフォルニア(Legoland California)」は閉園措置がとられた。
サンマルコス消防局のロビー・リチャード(Robbie Richard)氏はAFPの取材に、40度近い猛暑と「サンタアナ(Santa Ana)」と呼ばれる強い季節風が消火活動を困難にしていると語った。(c)AFP