【5月15日 AFP】トルコ西部マニサ(Manisa)県ソマ(Soma)にある炭鉱で発生した爆発による死者数は15日までに282人に上った。依然として炭鉱内には多数の作業員が閉じ込められているとみられる。

 トルコ史上最悪の産業事故となった炭鉱爆発をうけ、トルコの4大労働組合は事故責任の解明を求めて24時間のストライキを開始した。

 またトルコの通信社ドーガン(Dogan)によると、西部イズミル(Izmir)では約2万人が路上に繰り出し、警官隊は催涙ガスや放水砲で鎮圧にあたった。

 このほか首都アンカラ(Ankara)やイスタンブール(Istanbul)でも前日、政府と業界の過失が事故を招いたと抗議する人々と警官隊の激しい衝突があった。(c)AFP