【5月8日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は7日、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場する母国ブラジルの代表メンバーに入ったことを受け、幼少期からの夢が実現するのを待ち望んでいたと語った。

 22歳のネイマールは、昨年のコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2013)でブラジルの優勝に貢献し、今年は自身初のW杯出場を果たすことになるが、すでに気持ちは高ぶっているという。

 同国代表の指揮を執るルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督が、代表メンバー23人を発表した後、ネイマールはソーシャルメディア上で、「子どもの頃から夢見てきたことが実現した」と喜びを表現した。

「これが僕の人生で最高の時間の1つであることは間違いない。いつも夢を追いかけてきたけど、これはその中でも常に重要なものだった。家族だけでなく、ブラジル全土を代表することがね」

 ネイマールは、ペレ(Pele)氏もプレーしたカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のサントスFC(Santos FC)から、昨年バルセロナに移籍した。しかし、それからカンプ・ノウ(Camp Nou)でさまざまな感情を味わってきたネイマールは、「この機会という贈り物を与えてくれた神に感謝します」と述べている。

「感情が高ぶっているし、不安や緊張もある。ただその日が来るのを待つだけだ」

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