【5月5日 AFP】ハリウッドでリメークされた映画『GODZILLA』のゴジラが「スーパーサイズ」に太り過ぎだと、日本のファンが嘆いている──。最新版『GODZILLA』は米国で16日に封切られ、日本公開は2か月遅れの7月を予定している。

 1954年に第1作が公開され、今年誕生60周年を迎えているゴジラだが、プロモーション用の予告編を見た日本のファンたちからは「ぽっちゃりした」とのコメントが多く寄せられている。

「前はシルエットだけで期待もたせてあったんですけど…ついに見てみたら首もとから太くて、下はどてっとなっていて、ちょっとギクッとしました」と、ゴジラ映画をすべて見てきたというアベ・フミヒコさん(51)は述べた。

 1998年に公開された米国版のゴジラは「機敏な恐竜に近い感じ」だったと話すアベさん。それでも最新版への期待も忘れない。「今度のは力強さが感じられます。そこのところの重厚感がどう表現されるのか見てみたいです」 とAFPに語った。

 しかしオンラインコミュニティーに集まった他のファンたちはもっと手厳しい。あるファンは「マシュマロ・ゴジラ?」と茶化し、また米国のファストフードの量の多さを引き合いに出し、「スーパーサイズミーになりやがって…」、「アメリカに行くと太るって本当なんだな。カロリーモンスターだわ」と皮肉たっぷりのコメントも数多く見られた。(c)AFP