【5月4日 AFP】サウジアラビアの保健当局は3日、中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory SyndromeMERS)の死者が新たに2人確認され、この病気による国内の死者は111人になったと発表した。

 また、同国内では新たに35人のMERS患者が報告されており、過去2年間の患者数は世界で最も多い396人に上っている。

 米国初のMERS患者も確認されている。米保健当局者が2日に明らかにしたところによると、この患者は医療関係者で、仕事のためサウジアラビアの首都リヤド(Riyadh)を訪れたことがあるという。(c)AFP