【4月28日 AFP】米ニューヨーク(New York)のローワー・イーストサイド(Lower East Side)に24~27日、全米初の「猫カフェ」が期間限定でオープンし、ネコ好きや家族連れ、流行に敏感な若者など数百人が長い行列を作った。

 ペットフードブランドの「ピュリナワン(Purina ONE)」が出資した特設カフェでは、動物保護団体「ノース・ショア・アニマル・リーグ・アメリカ(North Shore Animal League America)」が保護した生後4か月~5歳のネコ21匹が都会の喧騒に疲れたニューヨーカーたちをお出迎え。店内では無料のコーヒーやマフィン、パウンドケーキを楽しみながら、ネコをなでたり、一緒に遊んだりする人々の姿が見られた。

 最も人気の高かったメニューは、カプチーノの泡だつミルクの上に子ネコの顔を描いた「キャッタチーノ(Cat'achino)」だ。

 4日間限定のカフェでは店内のネコたちの里親も募集しており、オープン初日だけで7匹が新しい家族に迎えられた。

 日本や台湾の他、アジアの一部や欧州でも既に人気の猫カフェだが、ニューヨークを始めとする北米の都市ではまだなじみがない。だが主催者によれば、反応は上々だったという。