ウェストハムの若手有望選手ががんで死去
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【4月19日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、ウェストハム(West Ham)に所属するオーストラリア人ストライカー、ディラン・トンビデス(Dylan Tombides)が18日、3年に及ぶ精巣がんとの闘病の末に死去した。
2年前にウェストハムのトップチームデビューを飾った20歳のトンビデスは、家族に見守られるなか、息を引き取った。
ウェストハムはクラブのウェブサイトで、トンビデスが死去の一報を発表している。
2011年にメキシコで行われたU-17W杯にオーストラリア代表として出場したトンビデスは、大会期間中にがんと診断された。
クラブは声明で、「ウェストハムは悲しいニュースを発表しなければなりません。ディラン・トンビデス選手ががんとの闘病の末、20歳でこの世を去りました」と発表している。
「2011年夏に精巣がんの診断を受けて以来、3年間にわたり勇敢に病気と闘ってきたディランは18日朝、家族に見守られながら息を引き取りました」
パース(Perth)出身のトンビデスは、14歳でウェストハムと契約し、オーストラリアで最も有望な若手選手の一人として期待されていた。
トンビデスはがんの診断を受けた後、2012年に行われたリーグ杯のウィガン(Wigan Athletic)戦に途中出場し、トップチームデビューを果たしている。
ウェストハムは19日に本拠地で行われるクリスタルパレス(Crystal Palace)戦の前に、トンビデスの死を悼み1分間の黙とうを捧げることを明らかにしている。(c)AFP