ウクライナ南東部、親露派300人が内務省軍を襲撃 3人死亡
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【4月17日 AFP】ウクライナ暫定政権のアルセン・アワコフ(Arsen Avakov)内相は17日、南東部マリウポリ(Mariupol)にある内務省軍の基地が前夜、親ロシア派武装集団の襲撃を受けたと発表した。銃撃戦の末に撃退し、武装集団側の3人を殺害、63人を拘束したという。負傷者は13人という。
アワコフ内相が交流サイトのフェイスブック(Facebook)に発表した声明によると、約300人の親ロシア派集団は、銃やガソリン爆弾などで武装して基地を襲撃。火炎瓶などを投げ、警備兵らに発砲した。
軍はまず警告射撃を行ったが、武装集団側が攻撃をやめなかったため応戦したという。
声明によれば治安当局は63人の身柄を拘束し、武器や通信機器のほか「ロシア製の携帯電話」を押収した。マリウポリには警察官が増派され、特殊部隊もヘリコプターで現地入りして、掃討作戦は現在も続いているという。(c)AFP