黄河上流にブタ死骸170匹超、中国
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【4月17日 AFP】中国第2の長さを誇る大河、黄河(Yellow River)の上流で、少なくとも170匹のブタの死骸が流れているのが見つかったと、国営新華社(Xinhua)通信が17日伝えた。
新華社によると、ブタの死骸が発見されたのは北西部・青海(Qinghai)省を流れる黄河の支流。中国では死んだブタが川に流される事件が相次いでいるが、これほど上流で見つかった例は初めてだという。
畜産業界に詳しいアナリストによると、中国では病気で死んだブタの処分にかかる費用を免れようとして養豚農家が死骸を川に捨てることがあるという。昨年は、上海(Shanghai)の河川で1万6000匹のブタの死骸が川面を漂っているのが発見された。
中部・江西(Jiangxi)省の川でも先月、157匹のブタの死骸が見つかっている。国営メディアは3月、南西部の四川(Sichuan)省では毎月500匹のブタの死骸が河川から回収されていると報じていた。(c)AFP