ツイッターでアメリカン航空脅迫の疑い、14歳少女を逮捕 オランダ
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【4月15日 AFP】オランダ警察は14日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のメンバーを装い、マイクロブログのツイッター(Twitter)を使ってアメリカン航空(American Airlines)を脅迫した疑いで、14歳の少女を逮捕したと発表した。
「サラ」という名前だけが公表されている少女は同日朝、同国ロッテルダム(Rotterdam)の警察署に親戚1人に付き添われて出頭したという。
少女は日曜日だった前日13日の朝、ツイッターに「こんにちは。私の名前はイブラヒム、アフガニスタン出身。アルカイダの一員だ。6月1日に何か大きなことをするつもりだ。では」と投稿した。
これに対しアメリカン航空は「サラ、われわれはこうした脅迫を非常に真剣に受け止める。あなたのIPアドレスとその他の詳細は、治安関係と米連邦捜査局(FBI)に転送する」と応答した。
オランダ放送協会(NOS)によれば、この投稿によってツイッターのアカウントに大勢のフォロワーがついた少女は、必死に事態を修復しようとし「本当にごめんなさい。とても怖いです。冗談のつもりだったのに…わたしはただの女の子です」とツイートした。
NOSによると、さらに少女は他にも「両親に言うつもりはありません。(両親が知ったら)アカウントを消すように言われ、そんなことになったら人生の終わりです」「いつも有名にはなりたかったけど、(アイドルの)デミ・ロヴァート(Demi Lovato)みたいな有名であって、ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)な有名じゃない」ともツイートした。
警察では動機などを明らかにするために事情聴取を行うとしている。少女の投稿は現在すでにアカウントとともに削除されている。(c)AFP