【4月10日 AFP】ネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)で9日、雨乞いの祭り「セト・マチェンドラナート(Seto Machindranath、白いマチェンドラ神)の祭り」が最終日を迎え、生き神「クマリ(Kumari Devi)」も姿を見せた。

 クマリは、カトマンズ渓谷(Kathmandu Valley)に暮らすネワール(Newar)族が信仰するヒンズー教と仏教を融合した生き神で、幸運と繁栄をもたらす守護神とされている。

 聖職者に抱かれて登場したクマリは、みこしに乗り、信者たちが白い顔のマチェンドラ神を乗せた木製の山車を引いて街を練り歩く様子を見守った。(c)AFP