【4月8日 AFP】女子サッカー米国代表のトム・サーマンニ(Tom Sermanni)監督の解任が発表された。

 翌2015年にカナダで開催される女子サッカーW杯(FIFA Women's World Cup 2015)を控え、大きな打撃を与えることになりそうだ。

 6日の国際親善試合で米国が2-0で中国を下した直後、1年4か月間チームの指揮を執ったスコットランド出身の59歳、サーマンニ監督の解任が発表された。

 サーマンニ監督は、2005年から2012年までオーストラリア女子代表の指揮官を務め、昨年スウェーデン出身のピア・サンドヘージ(Pia Sundhage)前監督が母国へ帰国したのをきっかけに、米国代表監督を引き継いだ。

 当面は、米国サッカー連盟(U.S. Soccer FederationUSSF)でデベロップメント・ディレクターを務めるジル・エリス(Jill Ellis)氏がチームを率いることになり、10日に米カリフォルニア(California)州サンディエゴ(San Diego)で行われる中国との試合から指揮を執る。サンドヘージ前監督が退任した後も暫定的に指揮官を務めたエリス氏は、代表戦で5勝2分の成績を収めている。(c)AFP