【4月3日 AFP】ロシア政府は2日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と30年間にわたって連れ添ったリュドミラ(Lyudmila Putina)夫人の離婚が正式に成立したことを明らかにした。夫妻は昨年6月、離婚に合意したことを発表していた。

 大統領の公式略歴には、3月27日の時点では「既婚」と記載されていたものの、現在はファーストレディーについての記述はなく、娘が2人いることだけが記されている。

 また、ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官も国営タス通信(Itar-TASS)に対し、大統領夫妻の「離婚が成立した」と述べている。

 大統領夫妻は昨年、モスクワ(Moscow)でバレエを鑑賞した後、国営テレビを通じて発表した周到に準備された声明で、30年の結婚生活に終止符を打ち、離婚することで合意したと表明し、人々を驚かせていた。(c)AFP