【3月31日 AFP】14MLBは31日、昨季のワールドシリーズ覇者ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)が敵地でのボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)戦に臨むなど13試合が予定され、本格的な開幕を迎える。

 2012年シーズンは69勝でア・リーグ東地区最下位に沈んだレッドソックスだったが、昨シーズンはワールドシリーズ優勝を飾り、米球界を驚かせた。

 レッドソックスは、オフシーズンに補強したリリーフのエドワード・ムヒカ(Edward Mujica)、捕手のAJ・ピアジンスキー(A.J. Pierzynski)、そして元オールスター選手で、負傷に悩まされながらも春季キャンプでは絶好調だった33歳の外野手、グレイディー・サイズモア(Grady Sizemore)を開幕戦の登録選手に加えた。

 これらの補強は球界を揺るがすものではなかったが、レッドソックスは優勝に向けて再び化学反応を起こせることを期待している。

 混戦の同地区で優勝争いに食い込みたいオリオールズは、フリーエージェント(FA)のネルソン・クルーズ(Nelson Cruz)と1年契約、さらにウバルド・ヒメネス(Ubaldo Jimenez)投手と4年契約を結び先発ローテーションに加えた。