【3月28日 AFP】内閣情報調査室は27日、日本の情報収集衛星がオーストラリア・パース(Perth)の南西約2500キロ付近のインド洋で、消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便の機体の一部とみられる約10個の漂流物を撮影したと発表した。

 時事通信(Jiji Press)などによると、漂流物のうち最大のものは長さ約8メートル、幅約4メートル。撮影されたのは26日の午前9時から午後3時の間だという。

 周辺海域では他にも漂流物が見つかっていた。時事通信によれば、同調査室の担当者は「マレーシア航空機の(一部である)可能性が高い」と指摘している。日本はマレーシア側にこの情報を提供した。(c)AFP