【3月26日 Relaxnews】機内持ち込み手荷物の制限が厳しくなる中、乗客ができるのは文句を言うことくらいだと、多くの人は感じている。しかし、旅行サイトの「スカイスキャナー(Skyscanner)」が実施した調査によると、国際線利用客の4人に1人が、かなり思い切った方法で制限をかいくぐっているのだという。

 調査対象者の25%は、手荷物のスペースを節約するため、最も厚手の服を身に付けて搭乗していることを認めた。さらに大胆なことに、乗客の10%は航空会社職員の目を盗めるのではと期待して、2つ目の手荷物をゲートまで持って行くと告白した。

 現在のところ、機内持ち込み手荷物に関する制限は各航空会社に委ねられているため、機内に何を持ち込んでもよいのかについて、乗客が混乱していることは驚くべきことではない。

 調査対象者の89%は、その混乱をなくすために、すべての航空会社に適用される共通の基準を作ってほしいと回答している。その一方で、60%近くが、制限に気付かないままゲートでオーバーした手荷物の追加料金を支払う羽目になったと答えている。

 同調査は2014年3月、英国、スペイン、ドイツ、ロシアの2500人を対象に実施された。(c)Relaxnews/AFPBB News