不明機乗客の親族がデモ行進、北京のマレーシア大使館へ
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【3月25日 AFP】中国・北京(Beijing)で25日、インド洋(Indian Ocean)に墜落したと発表されたマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便の乗客の親族らが、マレーシア大使館に向けてデモ行進を始めた。親族らはマレーシア政府に対し、より明確な説明を求めている。
不明機に乗っていた中国人乗客の親族200人あまりは、互いに腕を組み「マレーシア政府は人殺しだ」「家族を返せ」などと叫びながら大使館に向かった。涙を流している人々もいた。
マレーシア大使館は、MH370便が消息を絶ってから同機に関するニュースを待つ親族らが集まっていたリド・ホテル(Metropark Lido Hotel)から4キロほどの距離にある。
MH370便をめぐっては24日夜、マレーシア政府がインド洋に墜落したと結論づける公式見解を発表した。
通常、北京市内ではいかなる抗議行動も厳しく規制される。この日もマレーシア大使館周辺では、交通を遮断し携帯無線でやり取りする警察官が多数配備されていた。(c)AFP