首相、ウクライナへの1500億円支援を表明
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【3月25日 AFP】安倍晋三(Shinzo Abe)首相は24日、オランダ・ハーグ(Hague)で開かれた先進7か国(G7)緊急首脳会議で、ウクライナに最大1500億円の経済支援を行う方針を表明した。
都内で会見した菅義偉(Yoshihide Suga)官房長官は、財政に大きな圧力がかかっているウクライナは支援を必要としていると述べ、経済支援のうち1100億円は金利の低い円借款となると明かした。
ロシアのクリミア(Crimea)半島編入により、ロシア政府と西側諸国の関係は、冷戦以降で最低の状態まで冷え切っている。
米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領らG7の首脳はハーグでの緊急会議で、6月にロシア・ソチ(Sochi)で予定されていたG8首脳会議への参加を取り止め、代わりにロシアを除いたG7首脳会議を開くことを決定。さらに、クリミア半島の編入に動くロシアに対する制裁を強化すると警告した。 (c)AFP