バチカン宛て小包からコカイン入りコンドーム
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【3月24日 AFP】ドイツの税関でバチカン市国宛ての郵便小包からコカイン入りコンドームが見つかり、当局に押収されていたことが分かった。ドイツ財務省が23日、明らかにした。
問題の小包は今年1月、東部ライプチヒ(Leipzig)の国際空港で税関当局が押収した。箱の中に液体状のコカイン340グラム、4万ユーロ(約570万円)相当が詰められたコンドーム14個が入っていたという。
小包の発送元は南米だが、国名は記入されておらず、宛先はバチカン郵便局留めとなっていた。
ドイツ当局は、受取人が現れたところを待ち伏せて逮捕しようと、1月から問題の小包をバチカン市国警察に預けていたが、引き取り手は姿を見せなかったという。
ドイツ捜査当局では、小包が差し押さえられた事実が漏れたのではないかとみている。現在、国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)のバチカン事務局がライプチヒ検察当局と協力して捜査に当たっている。(c)AFP