マレー、師弟関係解消も「前進が最良の選択」
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【3月21日 AFP】男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は20日、コーチのイワン・レンドル(Ivan Lendl)氏との2年にわたったパートナーシップの解消について語った。
「双方の合意の上だった」と話したマレーは、「15日の夜一緒にディナーにでかけ、1時間ほど他の話をしたあと、今後について話し合った」と明かした。
「数週間前から、ずっと計画を立てていた。マイアミ(Miami)に到着したら食事の席で、前進することについて話し合うことになっていた」
マレーは、師弟関係が継続されることはないと分かってから、即座に決断したと話した。
「継続はなくなった。とにかく前進することが最良の選択だった」
「彼は自分の人生で大きな存在だったので、つらかった。自分を支えるチームの中でも重要な存在だった。彼が、僕のテニスを大きく変えてくれた」
「イワンの代わりになる人物を見つけることは非常に難しい。あれほどの経験を持った人物は、簡単に見つかるものではない」
四大大会(グランドスラム)通算8勝を誇る元世界ランキング1位のレンドル氏は、マレーを2012年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)と昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)での優勝、さらにロンドン五輪での金メダル獲得に導いた。
マイアミで開催されているソニー・オープン2014(Sony Open 2014)で連覇を目指す大会第6シードのマレーは、21日にオーストラリアのマシュー・エブデン(Matthew Ebden)との初戦を迎える。(c)AFP