【3月19日 AFP】ロシアフィギュアスケート連盟(Figure Skating Federation of RussiaFSFR)は18日、ソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子シングルを制したアデリナ・ソトニコワ(Adelina Sotnikova)が、世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2014)を欠場すると発表した。

 先月のソチ五輪でソトニコワは、物議を醸しながらも2010年バンクーバー冬季五輪の金メダリスト金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ、韓国)を抑え、女子シングルではロシア勢初となる五輪金メダルを獲得した。

 FSFRのアレクサンドル・ゴルシコフ(Alexander Gorshkov)会長は、欧州選手権で銀メダルを2回獲得しているソトニコワは、休養と来季に向けた準備のために欠場すると明らかにした。

 ゴルシコフ会長は、「彼女(ソトニコワ)は元々、五輪にすべての照準を合わせて今季の調整を行っていた」としている。

「ソトニコワはそこで優勝を果たし、大変な力を使った。われわれは、来季に向けた準備に入る前に十分な休養の時間を与えることにした」