【3月14日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の開幕まで100日を切ったブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)で13日、W杯開催に抗議するデモが行われ、巨額の開催費用を公共交通機関の整備事業に回すよう訴えた。

 ブラジルではここ数か月、各地でW杯反対デモが相次いでいる。デモ参加者らは、推定で総額110億ドル(約1兆1200億円)にも上る大会予算を、公共サービスの向上に充てるよう求めている。

 しかし、ジョゼ・アルド・レベロ・フィゲイレド(Jose Aldo Reebelo Figueiredo)スポーツ相は13日、一連のデモを批判し、6月12日に開幕する大会の邪魔はさせないと明言した。(c)AFP