【3月14日 AFP】米ニューヨーク(New York)市マンハッタン(Manhattan)のイーストハーレム(East Harlem)で12日午前に起きたガス漏れが原因の住居ビル爆発・倒壊事故の発生から36時間近くが経過した13日、現場で新たに1人の遺体が発見され、この事故による死者は8人となった。

 倒壊した集合住宅ビル2棟のがれきの中では現在も捜索隊が生存者を探しているが、行方不明者の数はまだ特定されていない。ニューヨーク市のビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長は、さらに生存者が見つかることを期待していると語った。

 デブラシオ市長によると今回の爆発のため現場付近ではガスと熱の供給が止められているため、当局は周辺のビル7棟に入居する住宅89世帯とオフィス3件を避難させた。警察によれば負傷者は、最初に駆け付けた救急隊の治療を受けた人を含め計68人に上っている。(c)AFP