オバマ米大統領、ウクライナに全面支持を約束
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【3月13日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は12日、ウクライナのアルセニー・ヤツェニュク(Arseniy Yatsenyuk)暫定首相とホワイトハウスで会談し、ウクライナの主権をロシア引き渡さないことを確認したと述べ、ロシアに対して厳しい警告を発した。
オバマ大統領は、会談後の記者会見で、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が引き下がらないならば深刻な「損害」に直面するだろうと繰り返し、クリミア自治共和国での住民投票については一切認めないことを表明した。
ヤツェニュク暫定首相は米国の支持に感謝を表明。オバマ米大統領との会談後、長く待たれていた欧州連合(EU)との政治協定に来週、署名することになるとの見通しを示した。
「来週、連合協定の政治項目に署名し、ウクライナがEUの一部となるための堅実で強固な一歩となるだろう」(ヤツェニュク暫定首相)
これに先立ちドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は、協定が3月20日~21日に予定されているEU首脳会議で署名される可能性について触れていた。(c)AFP