盗難旅券で不明機搭乗、1人はイラン人 テロ関与なしか
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【3月11日 AFP】マレーシア警察は11日、乗客乗員239人を乗せて消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便に盗難パスポート(旅券)で搭乗していた男2人のうち1人について、ドイツへの移住を試みていたとみられる19歳のイラン人だと特定したことを発表した。
マレーシア警察庁のハリド・アブ・バカル(Khalid Abu Bakar)長官は記者会見で、このイラン人の男は、所有者から盗難届が出ていたオーストリア旅券を所持し、同機に搭乗していたと発表。各機関と協力し身元調査を行ったが、テロ組織のメンバーである可能性は低く、ドイツに移住しようとしていたとみられることが分かったという。
もう1人の男の身元については、まだ明らかになっていないという。(c)AFP