【3月11日 AFP】11日、東日本大震災の発生から3年を迎えた。沿岸の地域社会を破壊した津波による死者・行方不明者は1万8000人を超え、大震災によって引き起こされた原子力発電所の事故は、今後の原子力発電を再考することを余儀なくさせた。

 被災した各地と東京ではこの日、追悼式が行われる。都内で開かれる式典には天皇、皇后両陛下も参列され、平時の日本で発生した過去最悪の惨事の犠牲者を追悼する。

 また、3年前にマグニチュード(M)9.0の地震が海底で発生したのと同じ午後2時46分には、多くの自治体が津波警報のサイレンを鳴らす。