【3月10日 Relaxnews】車窓から見える田園風景を楽しみながら、「足湯」で旅の疲れを癒すことのできる新幹線「とれいゆ(Toreiyu)」が7月に登場する。

 JR東日本(JR East)はこのほど、車内に2.4メートルの足湯専用の浴槽2基を窓に面して設置した新幹線の導入を発表した。

「とれいゆ」は英語の「トレイン(列車)」と、太陽を意味するフランス語「ソレイユ」、そして日本語の「湯」を合わせた造語だ。また、バーカウンターと桜の木でできたテーブルを備えたお畳敷きスペースも用意される。

「電車に乗ること自体が旅の目的となるようなサービスを提供したい」とJR東日本の広報担当者はコメントしている。

 この新幹線は週末を中心に福島~山形県新庄間148キロのルートを運行する予定。山形県は米、牛肉、サクランボ、梨などが有名。JRは「とれいゆ」を通じて、山形県に観光客を誘致したい考えだ。(c)Relaxnews/AFPBB News