ビットコイン取引所CEOが不審死、シンガポール
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【3月7日 AFP】仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)の取引所「ファーストメタ(First Meta)」の最高経営責任者(CEO)で、米国人女性のオータム・ラドキー(Autumn Radtke)氏(28)が先月26日、シンガポールで死亡した状態で発見された。現地の警察が6日、発表した。
警察の発表によると、シンガポール中心部のビジネス街の外れにある集合住宅地区の一角で女性が倒れているという通報があり、駆け付けた救急隊員がその場で死亡を確認したという。警察は、現時点では事件性がないとして「不審死」として調べている。シンガポールのIT関連のウェブサイトは当初、自殺の可能性を報じたが、後の更新で死因は「不明」としている。
最も長く運営されてきたビットコイン取引所の一つで、東京に拠点を置く「マウントゴックス(MtGox)」が、約5億ドル(約500億円)相当のビットコインが盗まれて消失したとして経営破たんし、仮想通貨業界は混乱している。(c)AFP/Martin ABBUGAO