ザハ・ハディド氏ら世界の有名建築家、ロンドンの水飲み場デザインに参加
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【3月6日 Relaxnews】世界の有名建築家らが設計した水飲み場が現在、「キオスクデザインチャレンジ(Kiosk Design Challenge)」の一環として、ロンドン(London)で展示されている。
英建築雑誌アーキテクツジャーナル(Architects' Journal)とトルコの業界団体「ターキッシュセラミックス(Turkishceramics)」が立ち上げたこのプロジェクトの目的は、セラミック素材を使ったオスマン風のウォーターキオスク(水飲み場)を設計することだ。展示場ではデザインや図面、各プロジェクトの計画段階の様子などが公開されている。
アダムアーキテクチャ(Adam Architecture)による記念碑風の水飲み場は活気に満ちたカラフルなモザイク模様が映える一方、世界的建築事務所ザハ・ハディド・アーキテクツ(Zaha Hadid Architects)の作品は湾曲した張り出し屋根が印象的だ。
エリック・パリー(Eric Parry)氏のデザインは、セラミック壁の構造物に複数の噴水エリアを設けた一方、アルフォード ・ホール・モナガン・モリス(Allford Hall Monaghan Morris、AHMM)の作品は都市の地下インフラを思わせるミニマルなデザインだ。
ホプキンス(Hopkins)のオフホワイト色の作品はコレクションに華やかさをもたらし、新進気鋭のスタジオウィーブ(Studio Weave)のそびえ立つ水のポールは周囲の景色に現代的なタッチを加える。
「これらのウォーターキオスクは、健康的な公共サービスを提供するだけだなく、人々が集う、地域のランドマークになりうる」とアーキテクツジャーナル編集長代行でキオスクプロジェクトのクリエーティブディレクターを務めるローリー・オルカイト(Rory Olcayto)氏は述べた。
これら6案はロンドンのビルディングセンター(Building Centre)で3月14日まで展示される。(c)Relaxnews/AFPBB News