「銃が当たる」教会イベントに非難殺到、米国
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しかし、同州ルイビル(Louisville)の現地紙「クーリエ・ジャーナル(Courier-Journal)」は、このイベントが州の宗教界の怒りを買っていると報じている。
ハイランド・バプテスト教会(Highland Baptist Church)のジョー・フェルプス(Joe Phelps)牧師は3日「イエスについての言葉に人々を誘うために銃が使われるとは、なんという皮肉か。武器をしまいたまえ」と同紙の記事の中で述べ、「イエスが銃を配ったり、乾杯の音頭を取ったり、抽選権を渡している姿を思い浮かべることができるだろうか。確かにイエスはパンを配ったことはある。しかしそれは象徴的行為であって、セールストークではない」と批判した。
ケンタッキー州キリスト教会協議会(Kentucky Council of Churches)元会長のナンシー・ジョー・ケンパー(Nancy Jo Kemper)牧師も「教会は、地域社会の人々に対して武装することを奨励すべきではなく、イエスの教えの通り、隣人を愛することを奨励すべきだ。教会が配布した銃で無実の人が亡くなることなどがあれば、あまりに恐ろしい」と非難している。
しかし、講演する予定のアリスター牧師は、銃の配布は「教会に属していない人々」に手を差し伸べる素晴らしい方法だと反論している。同牧師はクーリエ・ジャーナルに「人々が魅力を感じるものは何か、知らなければならない。ケンタッキーでは猟だ。我々はそうした人々の中に入り、気軽に武器を持つ権利や何かについて語っている」(c)AFP