【3月4日 AFP】ミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人(50)が、19日から26日まで中国を初めて公式訪問する。習近平(Xi Jinping)国家主席の妻、彭麗媛(Peng Liyuan)夫人(51)との初顔合わせも実現する見通しだ。

 訪中には2人の娘マリア(Malia Obama)さん(15)とサーシャ(Sasha Obama)さん(12)に加え、ミシェル夫人の母親マリアン・ロビンソン(Marian Robinson)さんも同行する。

 習近平氏と結婚する前は中国の人気歌手だった彭麗媛夫人は現在、人民解放軍歌舞団の団長を務めている。習国家主席とオバマ大統領は昨年6月、カリフォルニア(California)州で会談したが、この際ミシェル夫人は首都ワシントン(Washington D.C.)を離れず、夫人同士の面会は実現していなかった。

 米ホワイトハウス(White House)によるとミシェル夫人の訪中は、夫人自身と米中の若者たちの人生における「教育が持つ力と重要性」に重点を置いたものとなる。

 現時点の予定ではミシェル夫人は20~23日に北京(Beijing)に滞在し、25~26日は四川(Sichuan)省の成都(Chengdu)を訪れることになっている。両市で高校訪問が予定されているほか、北京では大学も視察する。(c)AFP