【3月4日 AFP】米国の首都ワシントン(Washington D.C.)とその周辺は3日、激しい冬の嵐に見舞われた。学校が休校になり、連邦政府機関が閉鎖された他、空の便は混乱し、道路は雪で覆われた。ワシントンが位置する米東海岸はこの冬、悪天候が相次いでいる。

 冷たい雨やみぞれ、吹雪が降ったワシントンの街中では、通常なら車や人通りが多い昼休みの時間帯でも、車や人はほとんどみられなかった。

 混乱を避けるため連邦政府職員には自宅待機が命じられ、同市とその周辺の学校は休校となった。航空便の運航情報サイト「フライトアウェア(FlightAware)」によると、3日に発着予定だった米国の国内線・国際線合わせて2700便以上が欠航となった。

 米国立測候所(National Weather ServiceNWS)は、10~20センチの積雪を予報している。雪は同日午後にはやむが、気温は上がらず、最高でも氷点下7度にとどまると予想されている。(c)AFP/Veronika OLEKSYN