水深305mまで可能、最先端の潜水服「エクソスーツ」
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【3月3日 AFP】米ニューヨーク(New York)のアメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)で27日、水深305メートルまで潜水可能な次世代型大気圧潜水服「エクソスーツ(Exosuit)」が報道陣に公開された。
米国の建設会社J.F.ホワイト(J.F. White Contracting Company)が所有するこの潜水服は全長1.98メートル、重さは240キロを超える。海洋生物の採取や水中用の高解像度カメラによる撮影といった緻密な作業を遂行できるよう機能性や操作性は維持したまま、ダイバーの身を水圧から守る硬質金属製を使用している。
同博物館の出資により、エクソスーツは今年7月にニューイングランド(New England)州沿岸の沖合で科学研究のための装備としてテストされる予定となっている。(c)AFP