【3月3日 AFP】サッカーブラジル代表の元スター選手で、現在は国会議員を務めるロマーリオ(Romario)氏が、アルコール呼気検査を拒否して12か月の運転免許取り消し処分を科されていることが分かった。2日、ブラジルメディアが報じた。

 1994年のW杯米国大会(1994 World Cup)優勝メンバーの1人であるロマーリオ氏は、2010年に自身が立候補したリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で、1日遅く、定期的な検査の最中に呼気テストを拒否したという。

 ブラジルテレビ最大手レーデ・グローボ(Rede Globo)のポータルサイトG1によれば、交通巡査はすぐさま同氏に1915.40レアル(約7万6000円)の罰金を科し、7点を減点して1年間の免許取消処分を科したという。

 48歳のロマーリオ氏はこのところ、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)の準備について、税金の無駄遣いだとして批判のコメントを出していた。(c)AFP