NASA、715個の系外惑星を発見
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【2月27日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は26日、ケプラー(Kepler)宇宙望遠鏡の惑星探査ミッションで、715個の太陽系外惑星を新たに発見したと発表した。
これらの惑星は、ケプラー観測ミッションの最初の2年にあたる2009~11年の間に「惑星候補」として発見されていたもので、新たな手法を使った分析により惑星であることが確定したという。
「系外惑星の大鉱脈を発見した。本日、われわれは、人類が発見した惑星の数をほぼ倍増させた」と、NASAの惑星研究者ジャック・リサウアー(Jack Lissauer)氏は語った。
新たに発見されたのは305個の恒星を周回する715個の惑星。この発見により、これまでに見つかった惑星の数は1700個近くになった。
これらの惑星の詳細な組成は分かっていない。また、岩石でできた地表や水があるかどうかや、恒星からの距離による適切な地表温度など、生命が存在可能な環境にあるかどうかも不明だ。
見つかった惑星のうち4個は、周回する恒星のハビタブル・ゾーン(生命居住可能領域)内にあり、大きさが地球と同程度だという。(c)AFP/Kerry SHERIDAN