【2月25日 Relaxnews】外食がますます自動化されつつあること示す新たな事例が、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)に登場した。客がメニューをスワイプして注文したり、交流サイト(SNS)のフェイスブック(Facebook)に投稿したり、家に帰るタクシーを呼んだりできる双方向型のテーブルが置かれたレストランだ。

 エボニー・インタラクティブ・レストラン(Ebony Interactive Restaurant)では、ウェイトレスとのやり取りは最小限だ。客はタッチスクリーンを備えたテーブルで、デジタルメニューを閲覧して注文できる他、厨房のビデオカメラを介し、注文した食事が調理されるのを見ることができる。

 この双方向型テーブルには、用意されたさまざまな画像や模様の中から自分好みの「テーブルクロス」を選ぶ機能もある。

 アフリカン・フェラフェルからラタトゥイユ、アルフレッド・ソースのパスタまで、食事を待っている間、最新ニュースやフェイスブックのメッセージをチェックしたり、他のテーブルの客にあいさつのメッセージや「仮想のカード」を送ったりできる。

 このプロジェクトは、中東のハブを世界で最も「接続性の高い」旅行先の1つに変革することを目指すドバイのスマートシティー構想と提携したもの。(c)Relaxnews/AFPBB News