キム・ヨナの銀メダルに韓国はショックと怒り、ソチ五輪
このニュースをシェア
【2月21日 AFP】ソチ冬季五輪、フィギュアスケートの女子シングル・フリースケーティング(FS)で、金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ、韓国)が大会連覇を果たすのを期待し、韓国時間21日未明まで起きていた数百万人の韓国国民は、銀メダルという結果に、ショックと怒りをあらわにしている。
韓国スポーツ界最大のスター選手であり、祖国に熱狂的なファンを持つ金妍児は、現地20日のFSでライバルたちを僅差で退け、2大会連続で金メダルに輝くことが大いに期待されていた。
金妍児は完璧な演技を見せたと思われたが、表彰台の中央は、技術点で上回ったロシアのアデリナ・ソトニコワ(Adelina Sotnikova)に奪われた。
最終滑走の金妍児は、韓国時間の午前4時直前に演技を行ったが、韓国テレビのコメンテーターは、最終結果にショックを受けたかのような驚きの声を上げ、熱烈なロシアの観客によって審判が左右されたかもしれないことを示唆した。
元スケート選手で、かつて金妍児のコーチを務めていた韓国放送公社(KBS)のコメンテーターは、「これから先、再びソトニコワが、あのような高得点を挙げるかどうか興味深いですね」とコメントした。
「今日は金妍児が負けたのではなく、ロシアが勝ったのです」