【2月20日 AFP】米コンサルティング会社マーサー(Mercer)が19日に発表した2014年世界生活環境調査(Worldwide Quality of Living Survey)ランキングで、アジア地域の1位にシンガポールが輝き、2~5位を日本の都市が独占した。

 2位に東京、3位に神戸、4位に横浜、5位に大阪が入った。一方、アジアで最下位の都市はバングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)だった。

 世界全体の都市ランキングではオーストリアのウィーン(Vienna)が1位に選ばれ、2位はスイスのチューリヒ(Zurich)、3位はニュージーランドのオークランド(Auckland)で、4位はドイツのミュンヘン(Munich)、5位はカナダのバンクーバー(Vancouver)と続いた。フランスのパリ(Paris)は27位だった。

 一方、世界で最も生活の質が低い都市はイラクの首都バグダッド(Baghda)で、これに中央アフリカの首都バンギ(Bangui)、ハイチの首都ポルトープランス(Port-au-Prince)が続いた。

 同ランキングは、外国人にとっての住みやすさという観点から、政情の安定度、犯罪率、大気汚染レベルなどを指標に世界の460都市をランク付けしたもの。(c)AFP