バリで行方不明の日本人ダイバー、5人を救助
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【2月17日 AFP】(一部更新、写真追加)インドネシア・バリ(Bali)島の沖合で先週、スキューバダイビング中に行方不明になっていた日本人女性7人のうち5人が17日、海上でサンゴ礁につかまっているところを発見され、無事救助された。現地警察が発表した。
5人はダイビングに出発した場所から約20キロの地点にある巨大なサンゴ礁の上で見つかった。発見した漁師たちは高潮のため救助できなかったが、後に1人を救出したヘリコプターが残る4人に食糧を投下した。この4人は救助船に助けられ、バリ島南部のセマワン(Semawang)ビーチに向かった。
バリ島防災当局によれば、発見された現場はバリ島の東に位置するペニダ(Penida)島西岸冲のダイビングスポット、マンタポイント(Manta Point)付近だったという。
ダイバーたちは14日に隣のレンボンガン(Lembongan)島のマングローブ地帯からダイビングに出掛けた。
周辺地域では、観光で訪れていた5人とインストラクター2人の合わせて7人が行方不明になって以降、3日間以上におよび、およそ100人が捜索に当たっていたが、17日朝の豪雨と強風で活動が阻まれていた。残る2人の消息について当局からの発表はない。(c)AFP/Putra Wicaksana