ロザフトルの競技コースで相次ぐ負傷者、ソチ五輪
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■大会前から負傷者続出
顔面を強打したチェシャーは、コースから担架で運び出されるまでの数分間、意識不明となり、近くの医療施設に運ばれた。
フリースタイルスキー女子ハーフパイプは20日に予選が行われるが、それまでにチェシャーが回復するめどは、まだ立っていない。
これまでに、スノーボード・スロープスタイル男子のメダル候補だったトシュテン・ホルグモ(Torstein Horgmo、ノルウェー)が大会前の練習中に転倒して鎖骨を骨折した。女子モーグルでは、米国のハイディ・クローザー(Heidi Kloser)が練習中に転倒して大腿骨を骨折、さらに膝の十字靱帯を断裂した。
そしてロシア・フリースタイルスキー連盟は16日、フリースタイルスキー女子スキークロスのマリア・コミサロワ(Maria Komissarova、ロシア)が冬季五輪史上最悪とみられる事故で脊椎を損傷し、さらなる治療のためドイツのミュンヘン(Munich)に運ばれたことを発表した。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN