元セレソンのジーコ氏、W杯は母国ブラジルに期待
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【2月28日 AFP】サッカー元ブラジル代表のジーコ(Zico)氏は、リオネル・メッシ(Lionel Messi)を擁するアルゼンチンに脅威を感じながらも、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)では母国がトロフィーを掲げる最有力候補だと語った。
1982年大会で、優勝国イタリアとの名勝負を繰り広げたブラジルの立役者でもあるジーコ氏は、AFPの単独取材に応じ、現在のブラジル代表を称賛した。
しかし、母国の熱狂的なファンの前ではセレソン(ブラジル代表の愛称)も重圧を感じるはずだとジーコ氏は危惧する。
「普通のことだ、母国のためにプレーするのにプレッシャーはつきものだよ。フランス、アルゼンチン、イングランド、ドイツ、そしてイタリアはホームの大会で優勝しているが、ブラジルはまだしたことがない」
周知の通り、地元リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で行われた1950年大会の決勝戦で、ブラジルはウルグアイに敗れた。
60歳のジーコ氏は、7月の決勝を見据えて強調する。
「他の(開催国の)国々も重圧を受けながら優勝できたのに、なぜブラジルにできないんだ」