英銀行から個人情報流出、報道受けて当局が調査
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【2月9日 AFP】英バークレイズ銀行(Barclays Bank)の顧客情報が盗まれ、ブローカーに売却されていたと報道されたことを受けて、個人情報保護の促進などを管轄する英情報コミッショナー事務局(Information Commissioner's Office、ICO)は9日、調査に着手したと明らかにした。
英タブロイド紙メール・オン・サンデー(The Mail on Sunday)は、同銀行の顧客の貯蓄額、収入、保険証券やローンの内容、健康状態などの個人情報が悪徳ブローカーの手に渡っていたと報じた。
同紙は匿名の内部告発者の男性からバークレイズ銀行の顧客2000人の情報が入ったメモリースティックを提供されたとしている。男性は、これは盗まれた2万7000人分の情報の一部で、1人分につき最大50ポンド(約8400円)で売れると話したという。(c)AFP