【2月8日 AFP】日本列島は8日、首都圏をはじめ各地で大雪に見舞われ、少なくとも2人が死亡、89人が負傷した。

 13年ぶりに大雪警報が発令された東京では8日午後、都心で12センチの積雪が観測された。同日の空の便は600便以上が欠航した。気象庁によれば、前線を伴う低気圧が急速に発達しながら東へ移動している。

NHKによると雪に関連する事故で東日本だけで少なくとも89人がけがをし、うち17人が重傷だという。石川県では介護施設の車が別の車と正面衝突して、介護施設に向かっていた88歳と90歳の女性が死亡した。警察は一方の車がスリップした恐れがあるとしている。

 東京では8日午後から9日早朝かけてさらに雪が降る見込みで、都心で20センチの積雪が予想されている。また東日本では強風や高潮も見込まれており、気象庁は必要のない外出は避けるよう呼び掛けている。(c)AFP