アルゼンチンで倉庫火災、消防士ら9人が死亡
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【2月6日 AFP】アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)南部のバラカス(Barracas)の倉庫で5日、火災が発生し、消火活動に当たっていた消防士など合わせて9人が死亡した。当局によると、炎に包まれた倉庫の壁が倒れて下敷きになったためだという。
壁が倒壊したとき、消防士らはチェーンソーで、倉庫の敷地にあった大型の鉄製の門を切断しようとしていた。
当局によると、死亡したうちの2人は警備要員で、6人は消防士だった。また、ボランティアの消防士1人も含まれていた。
また、治安省のセルジオ・ベルニ(Sergio Berni)治安活動長官によれば、8人が負傷し、うち5人が入院している。
ベルニ長官によると、「これまでのところ、行方不明者がいるとの情報はない」。さらに倉庫を所有する会社の広報担当者によると、従業員は全員無事だという。
当局によると、19世紀に建設された倉庫から出火した原因はまだ分かっていない。(c)AFP