ハリポタ作者が後悔?「ハーマイオニーはハリーと結婚するべきだった」
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【2月3日 AFP】「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズで口げんかばかりだったハリーの親友、ロン・ウィーズリー(Ron Weasley)とハーマイオニー・グレンジャー(Hermione Granger)が最後に結ばれたのは間違いだった――。英作家J・K・ローリング(JK Rowling)氏が、自分の作品についてそう考えていることがわかった。
ローリング氏は2日、英日曜紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)に掲載された記事の中で、ハーマイオニーは主人公のハリーと結婚させた方がよかったと述べた。
この記事は、英雑誌「ワンダーランド(Wonderland)」の7日の発行に先駆けて同誌内の一部を引用したもの。それによると、ローリング氏が初期段階で立てた構想に引きずられてしまったために、ハーマイオニーはロンと結ばれる結果になったという。
「わかっています。ごめんなさい。一部のファンの怒りの声が聞こえてきそう。正直に言うと、しばらく作品から離れてみてやっと客観的に見られるようになったの。私がこうした選択をしたのはとても個人的な理由からであって、作品の信ぴょう性のためではなかった。こんなことを言って、傷つく人がいないといいんだけど」
ハーマイオニーとロンは、最終的には結婚カウンセリングに行くことになってしまいそうだというのが同氏の見解だ。
実はワンダーランド誌でローリング氏にインタビューしたのは、シリーズの映画でハーマイオニー役を演じた英女優エマ・ワトソン(Emma Watson)だ。ワトソンはローリング氏の意見に同意し、「ファンの中には、ロンは本当に彼女を幸せにすることができたのかしらと思っている人もいると思う」と話している。(c)AFP