【2月2日 AFP】非政府組織(NGO)のシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は1日、1月末時点のシリア内戦の死者が少なくとも13万6227人に上ったと述べた。

 昨年12月末時点の死者は13万433人。アサド政権と反政府勢力の間の戦闘やイスラム武装勢力との戦闘で、その後6000人近くが死亡した。

 英国を拠点とする同監視団の幹部、ラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdel Rahman)氏は「1月は(2011年3月の)内戦開始以来、戦闘が著しく激化した月だった」とコメントした。

 同監視団は、反政府勢力やイスラム武装勢力、アサド政権が死傷者数を公表していないため、実際の死者数がこれを大幅に上回る可能性を指摘した。(c)AFP