タタ・モーターズ社長、タイのホテルで転落死 自殺か
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【1月28日 AFP】インド自動車大手タタ・モーターズ(Tata Motors)のカール・スリム(Karl Slym)社長(51)が、タイの首都バンコク(Bangkok)の高級ホテルの22階部分から転落死したことについて、地元警察は27日、遺書とみられるメモが見つかったと発表した。
同社によると、スリム社長はバンコクで開かれる取締役会に出席するため滞在していたシャングリラ・ホテル(Shangri-La Hotel)で26日に死亡した。
ある地元警察幹部はAFPに対し、「今のところ、自殺と推測することしかできない」と述べた。同社長が転落した窓は小さく、簡単には通り抜けられないという。
現場から見つかった遺書とみられるメモは、本人が書いたものかを確認するために鑑識に回されているという。
スリム社長の死を受け、ボンベイ証券取引所(Bombay Stock Exchange)での同社の株価は27日、6.13%下落し、347.80ルピーで取引を終えた。(c)AFP