アーセナルとプーマがパートナー契約、双方の歴史で最高額に
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【1月28日 AFP】イングランド・プレミアリーグで首位を走るアーセナル(Arsenal)は27日、独スポーツ用品大手プーマ(Puma)と年間3000万ポンド(約51億円)にも上るキットパートナー契約を結んだことを発表した。
アーセナルは米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)との契約を解消し、プーマは2014年7月からアーセナルのキットを生産することになる。
アーセナルとプーマは共同声明で双方にとって史上「最高額」の契約と発表している。
筆頭スポンサーであるエミレーツ航空(Emirates Airline)から年間3000万ポンドの収入があるといわれているアーセナルは、プーマと合意した新契約の詳細金額は明かしていないものの、1994年からキット生産を受注してきたナイキとの契約を解消し、エミレーツと同額程度で合意したと報じられている。
アーセナルのイヴァン・ガジディス(Ivan Gazidis)最高経営責任者(CEO)は、「サッカーの伝統と革新という、われわれと近い歴史を持つプーマとの提携を楽しみにしている」とコメントした。
「この提携は、アーセナルがピッチの内外でも進展するために重要な一歩となる」
一方、プーマのビヨン・グルデン(Bjorn Gulden)CEOは、「アーセナルは以前からプーマの重要な戦略的目標となっていた」と述べた。
グルデンCEOはアーセナルとの契約について、「プーマが世界的に信頼されているスポーツブランドだというイメージを、より強固なものにするために重要なビジネスチャンスだ」と語った。
サッカーシューズの生産において、数十年にわたり世界的シェアを広げてきたプーマは、アーセナルのオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)やFCバルセロナ(FC Barcelona)のセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)、イタリアサッカー連盟(Italian Football Federation、FIGC)、そしてドイツの強豪ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とも契約を結んでいる。(c)AFP